仕事中にトイレに行きたくなっても、なかなかすぐに行けるものではありませんよね。
事務仕事ならいつでも行きやすいですが、接客業や販売職の場合、お客さんがいるので行きたい時に行けるわけではありません。
若い人は特に言いだしづらくて、休憩や上がりの時間まで我慢してしまう人もいるでしょう。
もしどうしても行きたくなった場合、どうしたら良いのでしょうか?
今回は、人に聞きづらいバイト中のトイレ事情についてお話します。
「仕事中にトイレに行きたくなることが多い!」という人は、ぜひ「参考にしてください。
トイレに行きたくても行けない理由
時給で働くアルバイトでは、働いた時間に対してお金が支払われます。
シフトの時間が始まれば休憩か上がりの時間まできっちり働くことが求められるので、トイレに行きづらいこともあるでしょう。
一方、正社員(契約・派遣含む)はそのような縛りがないため、アルバイトに比べてトイレに行きやすいです。
しかし、仕事の途中で抜けると他の人に迷惑を掛けることがあるし、接客をしている時はどうしても抜けるわけにはいきません。
何度もトイレに行ったり、行ったきり何十分も戻ってこないと、「さぼっているんじゃないか」と疑われることもあります。
このような理由で、正社員でも仕事中にトイレに行くことは難しいと言えます。
どうしてもトイレに行きたくなった時の対処法
どうしてもトイレに行きたくなった時は、一度上司に相談するようにしましょう。
「すみません、お手洗いに行ってきてもよろしいでしょうか?」と上司やその場にいる責任者に聞いてみてください。
どうしてもダメな時もありますが、時間があれば行かせてもらえます。
仕事を始めたばかりの人で、何も言わずにトイレに行ってしまう人もいますが、無断で行くのはNGです。
「○○さんが消えた!どこにいる!?」とちょっとした騒動になってしまうかもしれません。
たとえトイレに行くだけにしても、仕事以外の行動をする時は、必ず報告・連絡・相談をするようにしましょう。
トイレを我慢し続けると膀胱炎を発症してしまうこともありますし、トイレに行かなくて済むように水分を全く摂らないようにするのも体によくありません。
さすがに仕事が始まってすぐトイレに行くと「始まる前に行っておいてよ」と軽く怒られたり、嫌味を言われる可能性があります。
それでも相談すれば行けることがほとんどです。
トイレに行った時は長いせずにできるだけすぐ戻ってくるようにしてくださいね。
仕事中にトイレに行かなくて済む方法
上司に相談すればトイレに行けるとはいえ、仕事中にトイレに行く人は少ないですし、なるべく行かなくても済むようにしたいですよね。
一番は仕事が始まる直前や休憩が終わる直前にトイレに行っておくことです。
今日は大丈夫だろうと思わないで、いつも仕事前にトイレに行くようにしましょう。
もう一つ気をつけておきたいのが、利尿作用がある飲み物を避けるということです。
主にカフェインが含まれる飲み物は利尿作用があります。
コーヒーや紅茶がよく知られていますが、煎茶やほうじ茶等のお茶、コーラやココアにも含まれています。
また、砂糖や人工甘味料を含む甘いドリンクや、酸味の強い柑橘系のフレッシュジュースも膀胱を刺激してトイレが近くなってしまいます。
そのため、カフェインゼロの飲み物である麦茶や黒豆茶、お水などを飲むようにしましょう。
この2点に気をつければ仕事中にトイレに行きたくなることも減ってきます。
トイレに行きやすい職場とは
日頃からトイレが近い人だと、トイレに行きやすい職場を選ぶようにすると良いでしょう。
事務職
事務職は、飲食業やサービス業と違ってお客様を直接対応することが無いので、比較的自由にトイレに行くことができます。
電話対応をしている間は行くことができませんが、それ以外の時間は上司や同僚に「お手洗いに行ってきます」と一声かければ行くことができます。
事務職はデスクに飲み物を置いていつでも飲めますし、気分転換がてらトイレへ行く人も多いです。
そのため、一番トイレに行きやすい職場と言えるでしょう。
人数の多い大規模な職場
人数の少ない小規模な職場は、ぎりぎりの人数で回しているので、一人トイレに行くと仕事が回らなくなってしまいます。
一方、どんな種類の仕事でも人数の多い職場は、一人トイレで抜けてもそれほど差し障りありません。
例えば大規模なショッピングモールやデパートなどは比較的トイレに行きやすい職場でしょう。
飲食店でも人手の多い職場なら行けるタイミングも多くなります。自分が働いているお店のスタッフの数や規模がどのくらいなのか、確認してみましょう。
まとめ
もともとトイレが近い人もいれば、仕事になると緊張して尿意を感じやすくなってしまう人もいるでしょう。
いつもトイレのことが気になって仕事に集中できないのは辛いですよね。
もし、なかなか現場を離れることができない仕事をしているのであれば、トイレが近いということを上司に伝えておくのがおすすめです。
あなたの体質のことを把握してもらうことで、トイレに行きたいと言いやすくなります。
また、食事や水分のとり方を工夫し、業務開始前にトイレに行っておくようにすると安心です。
我慢すると体に悪いため、できるだけトイレに行きやすい環境を作っておきましょう。